母親の妹は、おば「叔母」と呼びます!
では、父親の妹は何と言うかというと
こちらも「叔母」です。
それでは、母親の姉や父親の姉のことを
何と言うのか?
これは、読み方こそ同じですが
「伯母」と書きます。
文書に書くときには、はっきりと
違いますので注意が必要です。
うっかり、何にも考えずに「叔母」と
書くといろんな意味で、誤解が生じる
可能性にもなりかねませんので(^_^;)
母親の妹「叔母」について
漢字と読み方
漢字・・「叔母」
読み方・・「おば」
「叔母」には4パターンの種類がある
定義・・父親の妹、父親の弟の妻、
母親の妹、母親の弟の妻が「叔母」と呼びます。
上記の4パターンが「叔母」です!
このように、両親から見ると年下の人になります。
ただし、弟の結婚相手が両親よりも年上になる
可能性もあります。
この場合も同じで、あなたから見ると「叔母」となります。
伯母(おば)との違いは?
「伯母」(おば)は、叔母とは異なります。
定義・・父親の姉、父親の兄の妻、
母親の姉、母親の兄の妻を「叔母」と呼びます。
このように、両親から見ると目上の人になります。
ただし、兄の結婚相手が両親より年下になる
可能性もありますが、この場合も同じです。
あなたから見ると「伯母」となります。
叔母を家系図で解説
ややこしくなるので家系図にして解説しています。
「叔母」となる場合<その1>母親の妹
自分から見て、母親の兄弟姉妹で
母親の妹のことを「叔母」と言います。
「叔母」となる場合<その2>父親の妹
父方の家系図
自分から見ると、このようになります。
父親の妹は、右端の赤い○で囲っている部分です。
「叔母」となる場合<その3>母親の弟の妻
自分から見て母親の弟の奥さんのこと
を「叔母」と言います。
「叔母」となる場合<その4>父親の弟の妻
自分から見て、
父親の弟(叔父)の奥さん
を「叔母」と言います。
小母(おば)とは?
一般的に使われることばで「おばさん」がありますが、
その際の漢字を「小母」と書きます。
あんまり目にしないかもしれません。
上記にあるような「叔母」、「伯母」以外で
年上の女性に対しての言い方です。
まとめ
「おば」と言っただけでもこれだけありますので
整理しておいた方がいいですね。
「おば」には、「叔母」、「伯母」、「小母」があります。
母親の妹・・叔母
母親の姉・・伯母
父親の妹・・叔母
父親の姉・・伯母
母親の弟の奥さん・・叔母
父親の弟の奥さん・・叔母
母親の兄の奥さん・・伯母
父親の兄の奥さん・・伯母
上記以外の年上の女性・・小母
まとめてもややこしいですね(^_^;)~。