次亜塩素酸水で手の消毒する際の濃度ppmと作り方!できるかどうかも調査

新型コロナウイルス対策で次亜塩素酸水を
導入している方、これから導入を考えている方
も多いと思います。

次亜塩素酸水については、名前が似ていることから
次亜塩素酸ナトリウムと混同されるケースも有って
問題となっています。

この記事では、

  • 次亜塩素酸水を使って手指を消毒する際の濃度ppm
  • 次亜塩素酸水を使って手指消毒する際の作り方

について書いています。

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次亜塩素酸水とは?

次亜塩素酸水を英語では?

Hypochlorous Acid Water と言います。

Hypochlorous
・・「次亜塩素」を意味します。

ちなみに

hypo‐は「次亜」を意味します
chlorous は「亜塩素」を意味します

 

Acid
・・「酸」を意味する単語です。

Water
・・「水」を意味する単語です。

ということで、Hypochlorous Acid Water は「次亜塩素酸水」を意味します。

次亜塩素酸水の定義

厚生労働省によって次亜塩素酸水の定義は決められています。

次亜塩素酸水と次亜塩素酸の水溶液は、
実はちょっと意味合いが違います。
簡単に言うと違います。

次亜塩素酸の水溶液には、次亜塩素酸水や次亜塩素酸ナトリウムなどが含まれます。

このことが、次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムなどを
混同させる原因になっているように思います。

次亜塩素酸水溶液は、文字通り次亜塩素酸を
含む水溶液ですが、次亜塩素酸水については
厚生労働省が、その定義を細かく定めています。

次亜塩素酸水は、次亜塩素酸水溶液に含まれると
考えると分かりやすいかもしれません。

以下に示すものが厚生労働省が示す次亜塩素酸水です。

塩酸又は塩化ナトリウム水溶液を電解することにより得られる,次亜塩素酸を主成分とする水溶液である。

次亜塩素酸水
作り方 塩化ナトリウム水溶液NaCl(食塩水でも可能)または塩酸HClを電気分解して作られる
有効塩素濃度 10~80ppm

強酸性次亜塩素酸水の有効塩素 20~60mg/kg
弱酸性次亜塩素酸水の有効塩素 10~60mg/kg
微酸性次亜塩素酸水の有効塩素 10~80mg/kg

食品添加物として認めてある次亜塩素酸の有効塩素濃度は、10~80ppmです。

pH 酸性を示す

強酸性次亜塩素酸水pH2.7以下
弱酸性次亜塩素酸水pH2.7~5.0
微酸性次亜塩素酸水pH5.0~6.5

強酸性次亜塩素酸水(pH2.7以下)

0.2%以下の塩化ナトリウム水溶液を有隔膜電解槽(隔膜で隔てられた陽極及び陰極により構成されたものをいう。)内で電解して,陽極側から得られる水溶液

弱酸性次亜塩素酸水(pH2.7~5.0)

適切な濃度の塩化ナトリウム水溶液を有隔膜電解槽(隔膜で隔てられた陽極及び陰極により構成されたものをいう。)内で電解して、陽極側から得られる水溶液、または、陽極から得られる水溶液に陰極から得られる水溶液を加えたもの

微酸性次亜塩素酸水(pH5.0~6.5)

塩酸及び必要に応じ塩化ナトリウム水溶液を加え適切な濃度に調整した水溶液を無隔膜電解槽(隔膜で隔てられていない陽極及び陰極で構成されたものをいう。)内で電解して得られる水溶液

次亜塩素酸水を使って手指を消毒できるか?

結論→できます!

新型コロナウイルス対策として、2020年4月15日に
厚生労働省が次亜塩素酸水での手指消毒の
有効性評価についての見解を示しています。

その中では、新型コロナウイルスに有効な可能性
がある消毒方法として「次亜塩素酸水(電気分解法で生成したもの)」があります。

新型コロナウイルスに対する代替消毒方法の
有効性評価に関する検討委員会による見解では、

手指消毒に利用できるものとしては、

医療用消毒器(強酸性電解水生成装置)として認可されたもの

となっています。

次亜塩素酸水を使って手指を消毒する際の濃度ppm

強酸性電解水が手指消毒に適応しています。

この場合の手指消毒は、医療現場で行われる
手指消毒を想定してあるようです。

強酸性次亜塩素酸水の有効塩素濃度は、
20~60mg/kg(ppm)です。

ちなみに、pH2.7以下です。

次亜塩素酸水の除菌力(実験結果)

菌の種類 次亜塩素酸水
(40ppm)
次亜塩素酸ナトリウム
(1000ppm)
黄色ブドウ球菌 ◎(速攻) ◎(速攻)
MRSA
(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)
◎(速攻) ◎(速攻)
サルモネラ菌 ◎(速攻) ◎(速攻)
腸炎ビブリオ菌 ◎(速攻) ◎(速攻)
O-157 ◎(速攻) ◎(速攻)
カンピロバクター菌 ◎(速攻) ◎(速攻)
ノロウイルス ◎(速攻)
インフルエンザウイルス ◎(速攻) ◎(速攻)
カンジダ ◎(速攻) ◎(速攻)
黒カビ ☓(無効)
青カビ ☓(無効)

実験結果では、40ppmの次亜塩素酸水でもかなりの除菌力があります。

次亜塩素酸水自体は、次亜塩素酸ナトリウムとは異なり
食品添加物としても認定されているほど安全性が高い
水溶液です。

ちなみに、次亜塩素酸ナトリウムは除菌力はありますが
手指消毒に使うことはできません。
(手がただれてしまいます^^;)

次亜塩素酸ナトリウム水溶液は、
家庭用ハイターなどの塩素系漂白剤を水で希釈して
作ることができます。
素手で触らないように注意書きがしてあるのは
皆さんご存知の通りです。

手指消毒用の次亜塩素酸水の作り方

家庭での手指消毒に関しては、40ppmの
濃度でOKだと考えられます。

後は、pHですが、手指の刺激が少ないのは
弱酸性~微酸性です。

微酸性の次亜塩素酸水を作るのは塩酸が
必要になりますので、家庭での生成には
馴染みません。

結論的には、弱酸性の次亜塩素酸水を生成する
家庭用の機械で次亜塩素酸水を生成して
手指消毒に利用するのが現実的だと考えられます。

次亜塩素酸水を家庭で作る方法

Amazonや楽天などのネット通販でも次亜塩素酸水
を作る家庭用の器械が販売されていますが、
次亜塩素酸水と言いながら、実際は次亜塩素酸ナトリウム
を作る機械だったりすることもあります。

次亜塩素酸ナトリウムも塩化ナトリウム(食塩水)を
電気分解して生成することができるため
このような機器の間違いが生じているようです。

家庭用の次亜塩素酸水生成器を購入する際には
スペックなどをしっかりチェックする必要があります。

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