濡た本の戻し方が分かれば知りたいです!
大切な本に水の雫が落ちたり、
雨の日にカバンの中に入れていた本や書類が
気づいたら濡れていたりすることってありますよね。
極めつけは、本を水たまりに落としたり・・
ショックですよね。
特に、お気に入りの本であれば尚更だと思います。
どうにかして元に戻したくて、色々と調べてみました。
- 濡れて波打った本を元に戻す手順
- 戻すのに必要な物品
- 本当に元に戻るのか?
- 冷凍庫を使う方法の効果は?
このような内容を書いています。
濡れて波打った本を元に戻す手順(図書館推奨)
完全に元通りとまでは行かないまでも
実用には、全く問題無いレベルまで
回復させる方法があります。
手順について
- まずは、本の表面と裏面の水分をとるために
ペーパータオルの上に本を置き、その上
からペーパータオルをかぶせて軽く押します。 - 次に、約10~20ページ毎に
ペーパータオルを挟んでいきます。
(※本は、90度以上に開かないようにします。) - 本のページ数の半分ほどまでペーパータオルを
挟んだら一度、優しく手で押します。
厚い本であれば、半分まで行かなくても
ある程度、分けてから行っていきます。 - ペーパータオルを取り除いて、残りの
ページも同じようにペーパータオルを
挟んで行きます。 - 全てのページをやり終えたら、
本を立てて、ペーパータオルを挟んだページ
のかたまり毎に本を開いて
サーキュレーターまたは扇風機の弱い風を
あてて、一晩乾かします。 - 本が乾いたら、プレスの作業に入ります。
本を板の間に挟んでプレスをかけます。
(後述のプレスに必要な機材を使用!) - 24~48時間かけて本を平らにして行きます。
- 完成!
動画をご覧になれば分かりますが、
素晴らしい復活をみせています。
全ての本が、このように復活できるとは
限りませんが、復活できる可能性はあります。
濡た本を戻すのに必要な物品(1)
本気で濡れた波打った本を元に戻す
決心をした方は、何も迷うことはありません!
次のものを準備しましょう!!
どうか驚かないでくださいね^^
これです!
製本用のプレス機です。
何が何でも、本を元に戻す覚悟のある方なら
挑戦してみましょう(^_^;)
もうここまで来たら、後戻りはできませんね。
最初は、本を読むことが目的だったはずが
すでに職人のようなマニアになりそうです
(^_^;)。
もう少しリーズナブルな物は?
さすがに、製本用のプレス機まで購入できない
方がほとんどだと思いますので、
別の器具を探してみました。
そうしたら・・ありますね^^
工作台用のクランプです!
これを4つほど購入すれば対応できます。
金額的には、かなり安いので現実的です!
濡た本を戻すのに必要な物品(2)
本にプレスを加える際に挟む板(2枚)
これは、ホームセンターに行けば見つけられると思います。
こんなものです。
これを2枚
これだと、60cm×90cmですので
このサイズ以下の本であれば適応できます。
もっと大きい本の場合は、広い板で対応すれがOKです。
濡た本を戻すのに必要な物品(3)
扇風機またはサーキュレーター。
一番弱い風を使用します。
濡た本を戻すのに必要な物品(4)
一番大事なものを忘れていました。
ペーパータオルです。
これは、キッチンペーパーで代用可能です。
冷凍庫を使う方法とは?
上記のようにプレス機を使った方法は、
多少時間がかかります。
できるだけ早く復活させたい場合は、
冷凍庫を使った復活方法があります。
この方法は、プレス機を使った方法には
かないませんが、意外ときれいに復活してくれます。
必要物品
本を入れるジップロックの袋
ただし、ジップロックLサイズは
268mm × 279mm
ですので、このサイズ以下の本が対象となります。
手順
最初に紹介してある動画の内容とは少し異なりますが、
- ジップロックに本を入れます。
- 冷凍庫に本を立てて入れます。
(密閉しません。開けた状態です。) - 24~48時間 冷凍します。
- 完成!
復活するメカニズムは、上手く
説明できませんが、試す価値は十分あります。
(※ただし、全ての本が上手く行く
とは限らないのでご了承ください。)
新しい本を買えるのであれば、・・
おっと、
それを言っちゃ~
おしまいですね!!
濡た本の戻し方(まとめ)
- 濡れた本でも復活させる可能性はある!
- ちょっとしか濡れていないのであれば、なおさら復活の可能性あり。
- 冷凍庫を使う方法は、時間が無い場合に有効。
- きれいに復活させるには、時間と準備物(機材)が必要!
健闘を祈ります!