黄金の血とは?Rh nullの輸血の特徴と由来をホンマでっかで解説!

  • 10月 22, 2019
  • 10月 22, 2019
  • 健康

ホンマでっかTVで黄金の血(おうごんのち)が取り上げられます。

「Rh null」という特徴を持つ血液型の中でも、特にABO式の
血液型のO型の人の血液型の人が「黄金の血液」と呼ばれています。

なんと世界に6人しか存在しない血液型であると言われています。

果たして、このような血液型を前にして、さんまさんは
どんな反応をみせるんでしょうね~?
楽しみです。

ちなみに

「黄金の○○」という私の大好きな焼き肉のタレが
ありますが、その黄金とは関係ありません(^_^;)・・
(失礼!)

  • 血液型の分類について
  • 血液型と輸血について
  • 黄金の血(おうごんのち)とは?
  • 黄金の血(おうごんのち)の由来とは?
  • 黄金の血(おうごんのち)の特徴とは?
  • 黄金の血(おうごんのち)の悲劇とは?
  • 黄金の血(おうごんのち)は、世界でどのぐらいいるのか?

について書いています。

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血液型の分類について

黄金の血液型を知るには、血液型について知る必要があります。

ABO式の血液型が、最もポピュラーなんですが、
血液型の分類はそんなシンプルに分類できるもの
ばかりではありません。

Rhプラスとか、Rhマイナスの血液型とかも聞いたことが
あると思いますが・・。

血液型の分類方法は、ホントは色々とあります。

その分類方法の基礎となっているのが、赤血球の表面に
存在る細胞膜上の抗原です。

アレルギー反応に関連した抗原抗体反応という言葉を
聞いたことがあるかと思いますが、血液型の分類も
まさに、この抗原抗体反応を応用した方法だと言えます。

赤血球の細胞膜には300種類以上の抗原があると言われています。

ですので、それらの抗原に関する分類方法を示していると
とんでもないぐらいの血液型の分類となってしまいます。
一説には、計算上、数兆通りとも言われています(^_^;)

でも、輸血が可能かどうかのことを考えると、
このようなABO式やRh式の血液型が表に出てきていると
いうことになります。

ABO式の血液型の分類方法とは?

詳しく説明すると膨大な文字数となりますので
要点を絞ってシンプルに説明すると・・

A型・・赤血球の表面にA抗原を持つもの

B型・・赤血球の表面にB抗原を持つもの

O型・・赤血球の表面にA抗原もB抗原も持たないもの

AB型・・赤血球の表面にA抗原とB抗原をを持つもの

このように説明することができます。

血液型キメラとは?

70万人に一人の割合の血液型です。

特徴は、ABO式血液型において、複数の血液型を
一人の人間の血液中に持っている人のことです。

今回の黄金の血液型とは関係ありませんので
キメラについては、このへんで・・。

Rh式の血液型の分類方法とは?

これも赤血球の表面にある抗原を利用した血液型の分類方法で3つあります。

「Rh+」・・赤血球表面にD抗原を持っている血液型

「Rh-」・・赤血球表面にD抗原を持っていない血液型

「Rh null」・・今回、取り上げられている
黄金の血液型の一つの条件に当てはまる血液型です。
D抗原どころか、すべてのRh抗原を持っていない血液型です。
初めて発見されたのは、1961年とのことです。

ですので、「null」という何もないことを意味する
言葉が使われています。

血液型と輸血について

ABO式の血液型の場合

A型へ B型へ O型へ AB型へ
A型から
B型から
O型から
AB型から

表にするとこのようになります。

O型の人は、O型の人からしか輸血できませんが、
他の血液型の人へは、輸血することが可能です。

一方、AB型は、他の血液型には輸血することが
できませんが、他の血液型からは輸血することが可能です。

Rh式の血液型の場合

Rh nullの人は、Rh nullの人からしか輸血することが
できませんが、Rh+、Rh-の人へは輸血可能です。

ただし、厳密には、ABO式の血液型の制約も考えられるため
Rh nullでしかも、O型の血液型の人であれば、どの血液型の
人にも輸血が可能です。

Rh+へ Rh-へ Rh nullへ
Rh+から
Rh-から
Rh nullから

Rh nullの人は、世界に43人ほどと言われています(2010年現在)。

Rh nullで、O型の血液型の人「黄金の血液型」を持つ人は
確認されているのが世界で6人と言われています。
日本、ブラジル、中国、アメリカ、アイルランドにいるとのこと(2014年現在)。

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黄金の血(おうごんのち)とは?

Rh式の血液型の輸血でも説明したように、
Rh nullで、O型の血液型の人の血液型を
「黄金の血液」と呼びます。

「黄金の血」とも呼ばれています。

どんな血液型の人にも輸血することができる特徴を持っている血液型です。

黄金の血(おうごんのち)の由来とは?

Dr. Thierry Peyrardというパリの国立免疫血液学研究所の所長が
初めて“It’s the golden blood,”と言ったことから
「黄金の血」という言葉が使われるようになっています。

黄金の血(おうごんのち)の特徴とは?

これまでのまとめになります。

黄金の血は、Rh nullで、O型の血液型の人の血液型の人の血液です。

特徴は、抗原を持っていないため、どんな血液型の人にも
輸血することが可能であるということです。

そして、圧倒的にこの血液型を持つ人が少ない!!

全世界で6人ですから(^_^;)!

黄金の血(おうごんのち)の悲劇とは?

どんな血液型の人にも血液を提供できる反面、
自分への輸血は、黄金の血液型を持つ人からしか
受けることができません。

ですので、万が一輸血が必要な事態になった場合
自己血輸血をするか、全世界で6人しかいない人の
血液を輸血する以外に方法はありません。

黄金の血液以外の血液を輸血すると、拒絶反応が
出るためできないんです(^_^;)

この黄金の血液は、現在イギリスの国際血液型研究所
(IBGRL)に厳重に保管されているとのことです。

黄金の血(おうごんのち)は、世界でどのぐらいいるのか?

6人とのことです(^_^;)

やばすぎる数です・・・。

地球上の人口は、2019年時点で77億人と言われています。

ですので・・

6人/77億人・・

仮に、計算しやすいように世界の人口が60億人
だったとしても・・

低く見積もっても、10億人に一人ということになります。

もはや、奇跡に等しい血液型です。

(一応、600万人に一人の割合で発生すると言われています。)

黄金の血の値段は?

英国にあるInternational Blood Group Reference Laboratory
(IBGRL)という研究所に保管されてある黄金の血液の
輸血パックをもし、提供してもらう必要が生じた場合
英国の病院は、IBGRLに1パックあたり200ドルを
支払っているとのことです。

英国の国外に提供する場合は、別にIBGRLとの取り決めが
必要とのことなので・・

最低200ドル(英国内)

英国外は・・・ちょっと想像がつきません~!

もし5倍であれば、1000ドルということになります。

1パック10万円以上しますね(予想)。

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