マンションでカメムシが大量発生する理由！卵を産む場所についても！

特に、ベランダで洗濯物を干していると、カメムシが付着していることがあるかもしれません。カメムシ特有の強い臭いや、洗濯物への卵の産み付けが問題となることがあります。カメムシは季節によって大量に卵を産むため、これを未然に防ぐことが大切です。 ここでは、カメムシが卵を産む理由や孵化を防ぐ方法、適切な予防策、産卵時期や場所に関する情報を提供します。

カメムシ大量発生！その原因と繁殖時期の注意点

カメムシの鋭い臭いは長時間持続し、手に付くと容易には消えません。また、カメムシはしばしば大量に発生し、衣類やバッグに気付かずに紛れ込むことがあります。これにより、多くの人がカメムシのトラブルに直面することがあります。

カメムシが大量に増える主な原因

カメムシが大量に増える主な原因は、その繁殖サイクルに関連しています。カメムシの一生は約1年半とされており、この期間に何度も繁殖活動を行います。カメムシは冬を越えた後、特に5月下旬から8月にかけて繁殖期を迎えます。そのため、この時期にはカメムシが好む環境、例えばベランダなどに注意が必要です。

カメムシの卵は「卵塊」と呼ばれ、多数の卵が一塊になって産み付けられます。これらの卵塊は約1週間から10日で孵化するため、前年にカメムシを見かけなくても、翌年には突然大量発生する可能性がありますので、警戒が必要です。

マンションのベランダでのカメムシ卵の見つけ方

カメムシの臭いは刺激を避ければ防げますが、一番の対策はカメムシの発生を未然に防ぐことです。これには、卵の段階での対応が効果的です。

窓ガラスに、カメムシ卵 pic.twitter.com/KgctnT5NL7

— mizui3 (@mizui3) August 22, 2022

特にマンションのベランダでは、カメムシが壁や洗濯物、さらにはプランターで育てるトマトやナス、ピーマンなどの植物の葉裏に卵を産むことが一般的です。これはカメムシが日当たりの良い暖かい場所を好むためで、ベランダは彼らにとって理想的な環境を提供します。

白や明るい色の洗濯物や薄色の外壁などにも卵を産み付ける傾向があるため、これらの場所を中心に注意を払うことが重要です。

5月から7月の間にベランダでカメムシを目撃したら、成虫が更に産卵する可能性があるため、注意が必要です。一度孵化してしまうと、その数は急速に増える可能性があるため、早期の対策が必要です。

カメムシの卵の駆除と予防！効果的な対策とは？

カメムシは多くの卵を「カタマリ」として産みつけ、1匹が孵化すると他の卵も迅速に孵化するため、卵段階での対処が最も効果的です。主な産卵場所には、葉の裏や建物の外壁、特に白い洗濯物が含まれます。

洗濯物干してる間に洗濯ネットがやられたっっっ🙀#カメムシ　#卵 pic.twitter.com/JtawGRivoa

— 萩本舞@弓道 (@satsumaimo63) May 9, 2021

カメムシの卵の駆除

卵が洗濯物に付着した場合、ガムテープを使って慎重に除去する方法があります。外壁のようにガムテープが使えない場所では、定規で剥がすことが推奨されています。取り除いた卵は密封可能なビニール袋に入れて処分すると良いでしょう。

カメムシの卵を未然に防ぐ方法

さらに、カメムシの卵を未然に防ぐ方法も重要です。具体的には、以下の対策を実施します。

・洗濯物を室内に取り込む前に、成虫や卵がないかを丁寧にチェックする。
・カメムシが多い地域では、洗濯物を外に干すのを避ける。
・カメムシが好む果樹やナス科植物の周辺は、防虫ネットを使用して産卵を予防する。
・一度産卵された場合は、同じ成虫が繰り返し産卵することがあるため、ベランダを整理して卵や成虫を見つけやすくする。

5月から8月はカメムシの産卵期であり、前年に成虫を見かけた場所では既に卵が産まれている可能性が高いです。予防と早期発見を心がけましょう。