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野菜の部位クイズ10問!どの部位を食べているでしょうか?

食事に欠かせない野菜は、家族の健康を支える重要な役割を担っています。
普段口にしている野菜たち、実はどの部位を食べているのでしょうか?葉や根、茎、花、果実のどれでしょう?
子どもたちに馴染みのある野菜でクイズを作りました。親子で楽しみながら学んでみませんか?
これがきっかけで子どもたちが野菜への興味を持ってくれれば幸いです。

目次
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食べるのは葉、根、茎、花、果実のどれ?

ニンジンの場合は?

ニンジンはセリ科に属する一年生植物で、食用となるのは根部分です。
このオレンジ色の根には細かな側根があり、上部には葉がついています。食べる際にはこの茎と側根部分を取り除きます。
もし収穫せずに放置すると、茎が成長し初夏には白い小花を咲かせます。

キャベツの場合は?

キャベツはアブラナ科の一年生植物で、食べる部分は葉が密に巻いた部分です。
成長すると、20枚以上の葉が球状に重なり合い、中心部が密になっていきます。
収穫せずに自然に成長させると、葉球の中から花芽が伸び、茎が立ち、葉には隙間ができ、黄色い花が咲きます。また、葉が巻かないタイプのキャベツも存在します。

ジャガイモの場合は?

ジャガイモはナス科の多年生植物で、土中で肥大化する茎の部分、すなわち塊茎を食用とします。
多くの人が根を食べていると誤解しがちですが、実際には茎の一部です。
土から掘り起こすと、地下の茎が細かく枝分かれしており、その分岐点にジャガイモが形成されているのが見て取れます。

ブロッコリーの場合は?

花(花のつぼみ)

ブロッコリーはアブラナ科に属する一年生植物で、主に花蕾(未開花の花のつぼみ)を食用とします。
育つ過程で太い茎から多数の細い茎が分かれ、その先端に円形の花蕾が集まります。収穫期は秋から冬にかけてで、放置すると春に花が咲きます。
また、太い茎も皮を剥けば調理して食べられます。

タケノコの場合は?

タケノコはイネ科の多年生植物で、食用とするのは地上に現れる茎です。
タケの新芽であるタケノコは、地下の茎から発芽して地表に現れます。成長を止めずに自然に任せると、節があり内部が空洞のタケの茎に育ちます。
タケの生長は非常に早く、種によっては1日で1メートル以上伸びることもあります。

タマネギの場合は?

タマネギはユリ科の越年草で、食用部分は鱗茎と呼ばれる葉の重なりです。
一見“茎”と呼ばれますが、実際には重なった葉が形成する球状の部分です。根元から育ち、茎が地表に現れて広がります。この肥大した葉の集合が鱗茎であり、外側の茶色い皮も変化した葉の一部です。

カボチャの場合は?

果実

カボチャはウリ科の一年生つる植物で、主に果実を利用します。
その茎はつる性で広がり、時に7メートル以上も伸びることがあります。花や果実は葉の脇から生じ、茎からぶら下がる形で成長し、地面に接触しながら大きくなります。
カボチャには西洋カボチャ、日本カボチャ、ペポカボチャの3つの主要なタイプがあり、特に日本で普及しているのはホクホクとして甘みのある西洋カボチャです。

ショウガの場合は?

ショウガはショウガ科の多年生植物で、食用にするのは地中にある茎、つまり根茎です。
植え付ける際には古い根茎を利用し、新しいショウガがそこから育ちます。
地上部に見える緑の部分は葉柄であり、これは実際の茎ではなく、葉を支える部分です。

サツマイモの場合は?

サツマイモはヒルガオ科に属するつる性の多年草で、食用となるのはその大きく育った根です。
通常、種ではなく芽が出た種イモを苗として育て、春に植え付けて秋に根を収穫します。
病害虫に強く、江戸時代から日本で栽培されており、食糧不足の際に重宝されました。

トウガラシの場合は?

トウガラシはナス科の一年生植物で、食用となるのはその実です。
夏に白花を咲かせ、花後約20日で子房が膨らみ緑色の実に変わります。実が成熟すると赤色に変化し、辛みが増します。一部の品種はオレンジ色や黄色に熟します。
また、トウガラシの葉は料理に利用することができます。

何問答えられましたか?

今回、野菜のどの部分を主に食べているか―葉、根、茎、花、実―に焦点を当ててみました。
ダイコンやカブのように、根や茎が発達した部分だけでなく葉も食用になる野菜が存在します。ぜひ、さまざまな野菜について、どの部分を食べるのか探ってみてください。

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