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塞翁が馬(外伝)意味の新解釈とは!SF風のストーリーの結末は?

人生万事塞翁が馬や人間万事塞翁が馬
などとも言われる有名なことわざ!

人生の幸不幸は予測しがたいもので、
不幸と思っていたことが、実は良いことの
前兆だったり、幸運だと思っていた
ことが実は不運の始まりだったりします。

この記事は、

  • 塞翁が馬の由来
  • 塞翁が馬(外伝)をSF風のストーリーに
  • 新解釈した結末は如何に!?
  • 類義語にはどんなものがあるか
  • 英語では何と言うのか?

について書いています。

塞翁が馬は素晴らしいストーリーですが、
塞翁が馬にちなんだ現代風のSFストーリーを書いてみました。

完全な作り話(フィクション)になります(^_^;)

楽しんでいただければ幸です。

目次
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塞翁が馬(さいおうがうま)の由来

中国の前漢の時代に書かれた「淮南子(えなんじ)」
という哲学書(思想書)に掲載されています。

淮南子の思想 老荘的世界 (講談社学術文庫) [ 金谷治 ]
created by Rinker

塞翁が馬(さいおうがうま)の意味とストーリー

人生では色々な出来事が起こりますが
何が幸運は不運かは、簡単に予期できない!
一喜一憂しても仕方がないことを説いたお話です。

フィクションに入る前に、オリジナルストーリーをおさらい。

塞翁(さいおう)の塞(さい)は、
砦(とりで)を意味します。
翁(おう)は、「おきな」とも読みますが
老人を意味する言葉です。

塞翁が馬の原文では、
国境近くの砦に馬の調教に秀でた老人・・
というような意味になっています。

ですので、塞翁が馬は、その老人の馬が
元になったストーリーです。

元々のストーリーは?

国境近くの老人(馬の調教に長けている)の
飼っている馬が国境の外に逃げてしまいます。

すると、人々が老人に同情しますが老人は・・

「これは福をもたらすかもしれない・・」
と言います。

何ヶ月か後に、逃げた馬が素晴らしい
駿馬(しゅんめ)を引き連れて戻ってきました。

すると、人々は、老人を祝福しますが老人は、

「これは、災いをもたらすかもしれない・・」と言います。

老人の息子が、その馬に乗って足の骨を折る大怪我をします。

すると、人々は、また老人に同情しますが・・

「これは、良いことをもたらすかもしれない・・」と言います。

しばらくして、戦(いくさ)が始まりますが、
足に大怪我をした息子は、戦に出ることもなく命が助かります。

このような内容がオリジナルのストーリーです。

それにしても、この翁(おきな)、只者ではないですよね。

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塞翁が馬(外伝)SFストーリー
まさか、こんなことって・・!

これは、塞翁が馬にヒントを得た完全な作り話です。

(^_^;)

国境近くの砦に住む一人の老人がいました。

その翁(老人)は、馬の調教にかけては
天下一品、どんな荒馬でも手なづけて
見違えるような名馬にする職人です。

ある時、翁が大切に育てていた名馬が
逃げ出して国境の外に出てしまいました。

人々は、翁に同情しますが、

「これは福をもたらすかもしれない・・」
と言います。

そして、数カ月後。。逃げた名馬が
何頭かの馬を連れて戻ってきました。

何か様子がおかしいような
そんな、言い表せないような雰囲気がありましたが、

でも、特に気にすることもなく、
良かった良かったと翁は喜びます。

村人も、翁の名馬が帰ってきたのを
素直に喜んで祝福してくれました。

それから数カ月後・・

村で飼っていた家畜が、次々と倒れていき
ついには、翁の元に戻ってきた馬だけが
生き残ってしまいました。

村人たちは、翁の馬が帰ってきてから
自分たちの育てている馬や牛、豚、
ニワトリなどに謎の変化が起こるのを
訝しく思っていました・・

不審に思った村人たちは、翁に言います。

この馬が戻ってきてから村の家畜が
次々に倒れて・・何か悪い病気でも
持ってきたんじゃないか・・

すると翁は、言います・・

「これは、何か幸なことが起こるかもしれない・・」

村人たちは、さすがに閉口してしまいます・・

ところが、数カ月後に・・

ネット環境が整った村人たちの関心は
世界で何が起きているのかを知ること!

早速、確かめてみることに・・

村人の一人が、ネットで検索してみると
大変なことが分かります・・

なんと!

世界的な、家畜のパンデミックが起きていたんです。

信じられないような世界規模での家畜の絶滅!!

今まで、みたこともないような伝染病のため
医療先進国でもワクチンを作り出すことが
できないで困っていました。

そんな中、村に住む獣医が、
翁の飼っている馬に目をつけます。

他の動物がドンドン倒れるなか、
元気にしているのは、翁の馬だけだったからです。

獣医「K」は、ついに馬の血液からワクチンを
作ることに成功します。

このことが、世界中で話題となるには
そんなに時間はかかりませんでした。

あっという間に世界の家畜や動物たちは
このワクチンによって救われました。

村の財政も、このワクチンのおかげで
潤って、万々歳~!

みんな、そう思っていました・・

さらなるパンデミック・・

それは、さらなるパンデミックを
引き起こす序章に過ぎなかったんです(^_^;)

元気になったと思っていた家畜たちの肉を
食べた世界中の人に、その変化が現れました・・・

遺伝子変異を起こしたため、それまで家畜だけが
感染していウイルスが、人へも伝染することに!

ワクチンを摂取した家畜は健康で、
人だけが致命的な影響を受け始めます・・

このままでは、人類が滅亡する!?

人類滅亡を救うカギは、村人にありました!

翁の馬が戻り、村の家畜が全滅するまでに
数ヶ月の時を要していましたが・・
その間、村人たちは自分たちの家畜を食していました・・

そうです!

新ウイルスに対する抗体(こうたい)が
村人たちの体の中で、つくりあげられていたんです。

そのおかげで、村人たちは誰一人として
伝染病にかかる者はいませんでした!

そのことに気づいた医師の「O」は、
獣医「K」とタッグを組んで、世界の
危機に立ち向かうべく、新ワクチンを作り上げます!

そして・・

やっと完成した新ワクチンを使って
人類滅亡の危機を食い止めることに成功します!

この偉業を成し遂げた医師「O」と
獣医「K」の二人の頭文字をとって
「OK」という言葉が生まれました
フィクションです)。

しかし、さらなる出来事が・・

でも・・これは宇宙人が仕掛けた
壮大な実験の一つだったんです・・。

このままだと、ストーリーが
永遠に続きそうですね・・・(^_^;)

エンドレスストーリー♫

「塞翁が馬」を参考に人類滅亡の危機に関する
空想・妄想のストーリーを考えてみました!

何度も言いますが、フィクションですので
あしからず・・。

塞翁が馬の類義語

今度は、真面目なお話です。

一寸先は闇

吉凶は、糾える縄のごとし

沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり

楽あれば苦あり

災い転じて福となす

雨降って地固まる

塞翁が馬を英語で言うと

「・・blessing in disguise.」です。

例文)

This may actually be a blessing in disguise.

これは、不幸中の幸いかもしれない。

「blessing in disguise」は、口語表現としても
よく使われるフレーズです。

まとめ

  • 塞翁が馬の意味について
  • 塞翁が馬から考えたSFストーリー
  • 塞翁が馬の類義語について
  • 塞翁が馬の英語表現について

これらのことについて書いてみました。

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